Pairpro2
1. ペアプログラミングの基本的な考え方
- 役割分担 * ドライバー(Driver): 実際にコードを書いたり、キーボード操作を担当します。 * ナビゲーター(Navigator): 全体の設計やコードの流れを見渡し、コードの品質チェック、改善案の提示、問題点の指摘などを行います。
- 役割の交代 * 15分で役割を交代することで、双方が異なる視点からコードを理解し、集中力を維持できます。
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ペアプログラミングの進め方
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目標とタスクの設定 * 作業を始める前に、朝会の内容を確認し、どの機能を実装するのか、仕様や設計を明確にしてください。
- 環境準備 * 物理的な環境: 同じPCや大画面モニター、快適なキーボード・マウスなど、共有作業に適した環境を整えます。 * リモート環境: 画面共有ツール(当社メインは Live Share)を使って、互いの作業画面をリアルタイムで共有してください。 * Live Shareが使えない時は、Zoom等で対応してください
- 作業の実施 * スタート: 最初にドライバーとナビゲーターを決め、ドライバーがコードを書き始めます。 * コミュニケーション: ナビゲーターは、コードの意図や全体の設計に対してコメントや提案を行い、問題点があればすぐに話し合って解決します。 * 役割の切り替え: 15分単位で、ドライバーとナビゲーターの役割を交代してください。モブプロ(3人以上)の場合も同様に交代をお願いします。
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フィードバックと振り返り * ペアプロの終了後、どこがうまくいったか、改善できる点は何かをお互いにフィードバックします。これにより、次回以降のペアプログラミングがさらに効果的になります。
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ポイント
- オープンなコミュニケーション: 常に率直に意見を交換し、疑問点や提案があれば遠慮なく話し合いましょう。
- 相互の尊重: お互いの意見や作業方法を尊重し、批判ではなく建設的な議論を心がけます。
- 休憩: 長時間の集中作業は疲労を招くため、適度な休憩を挟むことで、パフォーマンスを維持します。