静的につくる
概要
- 私から以下のように依頼が行われることがあります。
- 「本番環境上でHTMLで作成して」
- 「静的に作成して」
- 「実装せずにHTMLで作って」
- これらがどのような内容を意味しているのかを整理します。
静的につくるとは
内容
- 基本的には、表示内容を分岐やプログラムで実装せず、ただViewの部分だけをつくる形をイメージしています。
- 例えば「100 * 100 = 10000」という表示があったとしても、内部で計算を行わず、単純にHTML上にそのまま表現をするだけです。
- 単純にHTMLで作るケースもあれば、Django内でルーティング等の処理は行いますが、固定のViewを表示するだけのケースもあります。
目的・意図
- これを行う目的は、最終的にどのような形になるのかのイメージを固めるものです。
- DB構造や様々なプログラム処理は関係なく、最終的にどのような結果になるのかのコンセンサスをとります。
- またDjangoやDBを作成した後に修正するコストは膨大ですが、単なるHTMLベースであれば修正も容易です。
- そのためプログラム的に組み込むのではなく、単なるHTMLで作成して確認をプロセスを組み込むことが多いです。
動的につくる
- 「静的につくる」の逆は「動的につくる」です。
- 動的につくる場合は以下のように依頼をします
- この場合は、実際にプログラム的に実装することをイメージしています。
最後に
- 「静的に作成する」という依頼は頻繁に行われるプロセスです。
- もし不明な点があったら、いつでも質問を行ってください。